筋トレは、どのくらいの頻度で行えばいいのでしょうか?

筋肉を休ませずに鍛えれば鍛えるほど、筋力がアップすると思っている方いますが、それは、間違った筋トレの仕方です。

筋トレで理想的なからだを作るためには、「超回復」を利用します。

超回復とは

簡単に説明しますと、筋トレを行うことで筋肉に負荷をかけるので、一時的に筋肉が破壊された状態になり筋肉の機能が低下します。低下している状態から、また元の筋肉に戻っていくまでを「回復」と言うのですが、「超回復」の場合は普段よりも負荷を上げて敢えて筋肉をいつもよりも急激に破壊させるのです。

(毎日楽にできてしまうようなトレーニングでは、超回復を生むには強度が不足しているといえます。)

そして、休息することで破壊された筋肉が、トレーニング前以上に回復し強くなった(超回復した)タイミングで再びトレーニングすると、筋肉が今まで以上の負荷に耐えることが出来るようになり、筋力がアップするのです。

そのためにも、十分な休息が必要なのですが、あまり休息を取りすぎてトレーニングの間隔があいてしまうと、筋肉が元に戻ってしまって一向に成長することが出来ません。

超回復サイクルを知って理想のカラダを作る

超回復は、その筋肉によって回復の時間が変わってきます。

例えば、

  • 腹筋などは24時間
  • 上腕二頭筋は36時間
  • 背筋は72時間

このくらいの時間が必要です。

ですのでトレーニングの頻度としては、中2日くらい空けるのが目安で、週に2〜3回程度のペースがベストです。

成長ホルモンの働き

負荷をかけて筋トレを行うことにより、多量の乳酸が発生します。この乳酸には、成長ホルモンの分泌を促す作用があります。

成長ホルモンは、筋肉を大きく成長させるだけでなく、体脂肪を分解し脂肪減少を促進してくれるありがたい効果もあります。

さらに新陳代謝を活発にする作用もあり、若返りの効果もあるのです。