体脂肪を落とすのに漢方薬が効果があるというCMが流れていました。
漢方薬と聞くと、何となく安全で、ジワーっと効いてくるイメージがありませんか?
薬局などで売られている市販の漢方薬、例えば、ナイシトールや和漢箋などがあり、
お腹の脂肪を落とす漢方薬としてCMが流れていました。
ナイシトールや和漢箋などには、
防風痛聖散のエキスが配合されています。
この防風痛聖散には、
血流を改善して脂肪の分解や燃焼を助けたり、
便通を改善したりする効果があります。
便秘が改善されると、
栄養の吸収率が高まるので、痩せやすい体になれるのです。
これらの市販の漢方薬を服用した人の口コミでも、便秘が改善した、体脂肪が減ったという感想が寄せられています。
ただし、口コミの中には、下痢が続いた、生理が止まった、何の効果も感じられなかったというものもあり、その効果には個人差があります。
また、体質や体調、飲んでいる薬との飲み併せによっては、深刻な副作用が出る可能性もあるので、
薬剤師や医師に相談して服用するようにしましょう。
合わないと思ったら、すぐに服用を中止することも大切です。
また、体脂肪率がかなり高くて便秘がちなら、病院で医師の診察を受けて、処方してもらう方がいいでしょう。
医師の処方を受ければ、市販のものよりも安くて配合量の多い漢方薬が手に入ります。
いずれにしても、漢方薬をサプリメント感覚で服用するのはあまり良くありません。